ずいぶん久々のアルバムって感じだけど、約二年半ぶりなんだそうで。彼女のリリース期間がこんなに空くのって小室哲哉と別れたとき以来だと思うんだけど、そのときに比べると新味は薄いなぁ。結婚は特に音楽性には影響しなかったみたいですね。強いて言えば声が少し力抜けたかな。あとは根岸孝旨を招いてロック色が多少強まったくらいでしょうか。
でも「デジタル・ロック」なんて言葉をつい思い出してしますようなバカスカした音作りは相変わらずで、一枚通して聴くのはちと厳しい。彼女が昨年のベストアルバムにソフト・ピンク・トゥルースを選んでたのを見たんで期待してたんだけど。曲もいいの揃ってるだけに残念です。