アクフェンのヒット以降、ミニマル/クリック・ハウスのポップ化って著しいけど、その中でも注目を集めているのがMATTHEW DEARとこの人。結構キャリアのある人みたいなんだけど、私が知ったのはこのレーベルから出すようになってから。まぁ、このアルバム以降(発売してから何ヶ月も経っちゃった)すごい数のリミックス仕事をしてるので今レコ屋に行けばどこかでこの人の名前を見れるのではないかと。つまりこのアルバムはそれだけ高い評価を得たという証拠にもなると思うのだけれど、確かにこれは今年を代表するアルバムですね。
基本はミニマル・ハウスながら冒頭のエレクトロに始まり、ダウンテンポやサウンド・スケープっぽいのなど曲調はさまざまながら、冒頭に書いたようにどの曲もポップ。では無難な印象のものばかりなのかというとそんな事は無く、構成されている要素はわりと変ちくりんなのにそれをギリギリのところで上手くまとめ上げてる。しかもダンス・トラックとしての強度も保っているんだからスゴイ。このアルバムはCDでも出てるので、エレクトロニック・ミュージックの入り口としてもいいかなと思うんですが・・・・。
しかもこの人、モンキー・マフィアとユニット組んでるんですってね。モンキー・マフィアって名前聞いたの何年ぶりかなぁ~。多分ダンボールん中探せばシングルが出てくると思うんだけど。でもそのシングル買ったの確かケミカルがセカンド出した頃じゃないかと・・・・。もう何年前か考えるのも恐ろしい。
- Wuzzelbud “KK”
- Robag Wruhme
- Musik Krause 2005-11-08
- 評価
- 曲名リスト
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- Hugendubel
- Mensur
- Jause
- Pelagia
- Wuzzelbud ‘KK’
- Fittickklopfer
- K.T.B.
- Shrubbs
- Konnek
by G-Tools , 2007/05/12