私はこのレーベルの音を初期から聴いていたわけではないのだけれど、最近のリリースの音を聴く限りわりとテクノなレーベルという印象。そのレーベルからジェフ・ホワイトがリリースするというのもちょっと意外な感じですね。フォース・インクからの1枚目やスチュワート・ウォーカーとの共作アルバムでは、弱弱しいキックに硝子細工のような上モノが乗る端正なクリック・ハウスを披露していただけに、コミカルで逞しいこのレーベルとは合わないのではないかと思ったのですが。
でもこのシングルでは見事に太い音を鳴らしいて、ちょっとビックリ。でもどれもとってつけた感じはなくかっちょいい。それに3曲とも安易な四つ打ちじゃないのもいいですな。表題曲のメタリックな感じでもっと広げてってほしいなぁ。