http://www.techno.ca/deadbeat/
deadbeat V.S. stephen beaupre名義で『it’s a crackhaus thing』というアルバムを1枚出してるんだけど、このユニット名義ではアクフェンのレーベルからのシングルに続いての初作。
deadbeatって今まで出している3枚のアルバムはダブからの影響が色濃かったけど、この名義ではとびきりファンキーなクリック・ハウス。そしてこのユニットって今のシーンの中でも非常に面白い存在だと思うんですよね。テクノやハウスにルーツ・ミュージックを取り入れるのってよくある話だけど、その場合のほとんどが所謂ワールド・ミュージック的なものと融合させてるけど、この人たちってカントリーやブルースの要素を取り入れてるんですよね。そういう人たちって私はあまり聴いた事無いんだけど、どうでがしょ?そしてそれらの要素をアクフェン譲りのカット・アップ感覚でビートに乗せてゆくんだけど、ビートも上モノに呼応するかのように強烈なシャッフル感がある。しかもクリック・ハウスにしてはBPM早めなので超ダンサブル。しかもダブに傾倒してるだけあって低音のつくりが非常に良い。しかもマスタリングはPoleことStefan Betke。多分ロック好きな人でも聴きやすいのではないかと。お薦め。