なんか私のお気に入りのブログを見ると猫も杓子もGalaxy 2 Galaxyですね。なもんで私はLos Hermanosでも。去年からずっと紹介しそびれてたし、DJロランド抜けちゃったみたいだし丁度よいかなと。
私は最近のUR関連に関してはセルアウトな感じが強すぎて(あの大量リリースも込みで)あまり良い印象は抱いていないんだけど、そんな中でもこのアルバムは別格というか、昨年のベストアルバムとの呼び声も高かったのも納得な素晴らしいアルバムだと思います。
で、話は飛ぶんだけど私はこのアルバムを聴くと昨年の雷家族のアルバムを思い出すんですよね。この雷のアルバムが世間ではどのような評価を受けているのか知らないんだけど、私は長く聴ける良いアルバムだと思っているんですよ。確かにこのアルバムには、かつてはシーンの突端に位置していた雷というグループに我々が期待するような「やばさ」というものは殆ど見受けられないのだけれど、変わりに今のヒップ・ホップにはあまり見られなくなった楽しさやぶっといグルーヴが感じられるんですよね。このアルバムというのは雷にとって初のアルバムに当たるわけだけれども、そこで過激さを追求するのではなく、もう細分化が激しすぎて何がヒップ・ホップなのかも良く分からない今だからこそ、ベテランらしくヒップ・ホップの王道を突きつけた、って云うのは結構納得できる展開だなと私は思ったのですが。
そしてこのロス・ヘルマノスのアルバムにも同じことが言えるのではないかと思うのですよ。このアルバムには革新性なんてものは殆どないし、意地悪な書き方をすると全部”ジャガー”の焼き直し。それでもこのアルバムの素晴らしさは少しも揺らぐ事がないと思います。それはやっぱりこのアルバムがテクノの原始的な魅力に溢れているからなんですよね。では、テクノの原始的な魅力とは、と問われると答えに窮するところもあるんだけど、ダンス・ミュージックである前にソウル・ミュージックであり、同時にレベル・ミュージックなのではないかなと。そういった意味でこのアルバムは最高にソウルフルだし、そういったことを無しにしてもここにある曲たち良さには逆らえません。
ロランドが抜けちゃってこの先どうなるのか不安がなくもないけど、時間かけてもいいからこれからもこのような素晴らしい作品を出していって欲しいものです。
トラバありがとうございます。こちらからもさせてもらいました。
URのリリースが続きデトロイト・テクノが元気良く嬉しい限りです。
このアルバムもここ最近のヘビロテで気に入ってます。
生で聴きたかったんですが、もう来てるんですね^^;
九州なんでいけませんが。。
http://www.cisco-records.co.jp/docs/topics/techno/submerge2.php
トラックバックありがとうございます!
そうですね、革新性はほとんど感じないけど、すばらしい。そうかソウルがあるからなんですね!
ooterはロとソウルまで期待しなかったよ。
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TITLE: オススメの音・Los Hermanos 「On Another Level」
BLOG NAME: YOTABLOGUE
デトロイトテクノの本流であるにもかかわらず、決して水面上に浮かび上がることはないレーベル、Submerge。
そのレーベルから満を持して登場、Los Hermanosの1stアルバム。
Gerald MitchellとDJ Rolandoの2人組、まさに兄弟のようなコンビネーションで見事なアルバムを作り上げた。(Los Hermanos:スペイン語で「兄弟」の意味、読みはロス・エルマノス)
音作りはGeraldが、編集・ミキシングをDJ Rolandoが担当。
そのおかげか、音が単調にならずに、アルバム全体通して聴ける内容になっている。
最近はコンピレーションやMixものじゃないと、個人的に良いと思えるアルバムがなかったが、単体のアーティストのアルバムでこれだけ聴けるモノは久しぶり。
特にオススメの曲はない、というのも全曲ハズレがないから。
敢えて挙げるなら、UR「Journey of the Dragons」のリメイクとして話題になった「Return of the Dragons (Los Hermanos remix)」、DJ 3000のMix-CDにも使われた「My Mother Guitarra」あたりか。
デトロイト特有の、力と魂のこもったキック・ベースライン、跳ねるようなリズム、きれいなストリングス、全てきっちりと継承しつつも、新しい音。
デトロイトテクノが単なるクラシックではなく、現在進行形であることを再認識させてくれる。
来年春の潜水艦急浮上(Mad MikeのUnderground Resistance名義のアルバムdrop)への布石となるには十分すぎる傑作。
*CISCOでライセンスされている日本版のみ(?)CD-Extraとして、インタビューやDJシーンなどを収録したファイル付き。
以下、トラックリスト。
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TITLE: デトロイト・テクノ
BLOG NAME: ボロ布
といってもDerrick MayとJeff Millsくらいしか聴いたことありませんでした・・
でも、去年リリースされたデトロイト開催MOVEMENTフェスティバルのコンピを聴いて見直しました。
v.a 「MOVEMENT Detroit’s Electronic Music Festival ’04」
1曲目からJohn Beltranといかにもデトロイトなサウンドが2枚組み全24曲収録。
それまでデトロイトといえば単調なミニマルな印象しかなかったけど、一掃された。
この中ではやっぱりJimmy Edgarがいい。WARPから既に2枚のEPをリリースしておりフルアルバムが待ち遠しい。
そして国内盤にはDISC3としてデリック・メイによるmixCDが付いている。これにはDISC1,2の楽曲を曲順にmixしたものでなぜかDISC2の8曲目までで終わっている・・。
その8曲目がLos Hermanos。
Los Hermanos 「On Another Level」 (画像)
さっそく少し前にリリースされたLos Hermanosの1stを買ってきた。
DJ RolandoとGerald Mitchellによるユニット。デトロイト色満載の作品だった。
期待しすぎたのかアルバムとしてはちょっと単調な感じがした。
曲調とか似てるんだけどアルバムの流れが何か掴めない。
もちろん1曲づつ聴いていけばいい曲ばかりだけど・・。11曲目のResurrectionなんか思いっきりツボだし。
フロアで聴きたい曲ですね。一言でいうと。
家でチビチビ聴くもんじゃない。
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TITLE: Los Hermanos / On Another Level
BLOG NAME: kahansinのTechno Memo
Los Hermanos / On Another Level
なんか普段見るみなさんのBLOGに押されて購入してしまいましたw
伝説確定ライブまであと2週間を切りましたね。
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TITLE: Los hermanos – On Another Level
BLOG NAME: BlogTakachenCo
ジェラルド・ミッチェルとDJロランド、そしてその仲間たちによるラテン系スピリチュアルデトロイトテクノ。ロランドの大ヒット曲「ジャガー」が見せた可能性が開花したともいえるんだろうなぁ。ジワジワあがっていくビート、涙腺を刺激するメロディー、これぞデトロイトテ..
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TITLE: Los Hermanos 「On Another Level」
BLOG NAME: quarter note dialy@WebryBlog
・久しぶりにCDを買いに行ったら、ついつい買いすぎて・・・。
・あれもこれも聴いてみたくなってしまって、キリが無いです。
・そのうちのいくつかを紹介します。
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TITLE: Los Hermanos – On Another Level (Submerge:SUBJPCD-003)
BLOG NAME: Tokyo Experiment
Amazonで詳しく見る
兄弟を意味するLos Hermanos、「Jaguar」が大ヒットしたDJ Rolandoと、Mad Mike率いるTimelineのメンバーでもあるGerald Mitchellのユニットです。今まで出してきたEPも軒並みヒットしているし、アルバムも期待しない訳が無いのだけど期待を裏切らないアルバムを出してくれました。「Jaguar」ばりのメランコリックな「Queztal」、深淵で儚い「Birth of 3000」、Galaxy 2 Galaxyの名曲をリミックスした「Return of the Dragons-Los Hermanos Remix」などの既発の曲も充実しているのだけど、アルバム収録曲も負けてはいません。ギターのカッティングらしき音がファンキーな「The Very Existance」、デトロイト流のストリングが哀愁漂う「In Deeper Presence」、ディープでミニマルな「Olmec My Brother」などバリエーションも豊かで粒ぞろいな感じです。一般的なデトロイトテクノを意識して聴けば期待を裏切る事はないのではないでしょうか。いや、それにしたってこのファンキーでソウルフルな音楽は黒人特有の物を感じさせますね。デトロイトが又しても、テクノの中心地である事を思い知らされました。このユニットに関してはとやかく言うよりも、まず聴いて体感して欲しいと思います。
Check \"Los Hermanos\"
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TITLE: Los Hermanos [detroit techno]
BLOG NAME: acid over the rainbow
Los Hermanos – On Another Level (Submerge/Cisco/2004)
今回ケルン特集はお休みして、そんなことよりも事件事件!!
UR(アンダーグラウンド・レジスタンス)ポッセのロス・ヘルマノスのアルバムが出ました! しかもニホン盤!
URの音源がライセンス・リリースされるなんて、この10数年なかったことですよ。
特にニホン盤が出たのなんか、UR『Revolution For Change』 (Alfa/1992) と、X-101『X-101』 (Alfa/1992) 以来だと思います。
当初URは海外へのライセンスにかなり積極的…
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TITLE: Los Hermanos / On Another Level
BLOG NAME: SINGSTYRO*musicblog
デトロイトという街には、なにか特別なマジックがあるのだろうか。 デリック・メイ、ホアン・アトキンス、ケヴィン・サンダ-ソンの御三家をはじめ、ムーディーマンやセオ・パリッシュなど、ミシガン州デトロイトのアーティストたちがつくり出す音はみな一様に(実際そんなに多くのアーティストを聴きこんだ訳ではないのですが)、躍動感とロマンティシズムに溢れている。ハウスが本来ソウルミュージックであることを思い起こさせてくれる、黒く太く獰猛なリズム。男のロマンや宇宙の旅を連想させる叙情的なメロディライン。「デトロイト・テクノ」の文字にはそれだけで人を魅了する何かがあるように思う。彼ら自身の音楽はもちろんのこと、彼らの事を紹介している文章でさえも、そこから「誇り」のようなものを感じる。 On Another LevelLos HermanosAmazonで詳しく見る by G-ToolsUR(アンダーグラウンド・レジスタンス)のメンバーであるDJロランド、ジェラルド・ミッチェルによるプロジェクト「ロス・ヘルマノス(スペイン語で「ブラザー」の意味)」の満を持してのリリースとなるファーストアルバム。URといえばデトロイト界隈では伝説のレーベル?ユニット?らしく名前はたびたび目にしていたのですが聴いたのはこれがはじめて。CDとしての音源が極端に少ないらしく今回のようなUR関連のCDリリース自体が事件らしいです。 さて、前置きがずいぶん長くなってしまいました。それはこのアルバムがあまりに素晴らしかったからです。「ブラザー」という名前にふさわしく、DJロランド、ジェラルド・ミッチェルを中心としつつもそれぞれ異なるバックグラウンドを持つ6人が集まりつくられた音楽は、ハウス・ミュージックの快楽性とともにロマンティシズムの要素が全て詰まった、魂から発せられる音楽。気持ちが高揚せずにはいられません。前置きを書かずにはいられない誇り高き音楽、それがデトロイト・テクノ。関連:CISCO RECORDSによるアルバム紹介デトロイトのアーティストが持つアイデンティティについてAbout Los Hermanos (CISCO RECORDS)デトロイト音楽、その魅惑のソウル(bounce.com)…
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TITLE: Los Hermanos
BLOG NAME: ないすてくの♪
CARL COXのアルバムのことを書いたときにLos Hermanosのことを
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TITLE: Los Hermanos
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CARL COXのアルバムのことを書いたときにLos Hermanosのことを