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アフリカ繋がりでもう一枚。ユッスー・ンドゥルと共にアフリカを代表するアーティスト、サリフ・ケイタのリミックス盤。
この手のワールド・ミュージックのリミックス盤って色々あるけど、私は普段ここら辺のはあんまり買わないんですよね。というのも参加している面子がいつもいっしょなので退屈に思えるからなのですが。そして今作にもフレデリック・ガリアーノやオスンラデといったいかにもな人たちが参加しているんだけど、何故かアークとルチアーノも参加しているのよね(あと未聴ながら5枚組みのアナログにはキャバンヌも)。
内容的には皆さん基本的に4つ打ちのリミックスなんだけど、これは原曲のせいなのかポータブルとは逆に祝祭感に溢れてるんですよね。あとみんなサリフのヴォーカルをわりと残しているんで統一感あります。
しかしその中でも一等賞はやはりルチアーノでしょうか。強烈な4つ打ちに、チャカポコと鳴り絶妙なアクセントをつけるパーカッション。そして波のように寄せては返すアコースティック・ギターとまんまルチアーノ。あと一人物憂げなチャールズ・ウェブスターのリミックスもいい感じです。
しかしユッスー・ンドゥルといいサリフ・ケイタといい、結構な年のわりに妙に声が高いですよね。これってアフリカ特有のものなのかしら?
Remixes from Moffou Salif Keita Decca 2004-04-06 |