A Peacetime MCU
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え~とですね、このアルバムも微妙といいますか、なんといいますか。
MCUがバンド・ブームの時の音楽をルーツに持っているというのは割と知れた話なので、そこら辺の人たちをフィーチャーしてアルバム作るというのはある程度予想は出来たんだけど、ここまで徹底してやるとは思いませんでしたね。そうして出来上がった音なんですが、これはちょっと後ろ向き、とういのは言い過ぎにしても、あんまり前向きな力を感じないんですよね。MCUのソロ第一弾となった”幸せであるように”って、後ろ向きになりそうなところ寸でのところで現代性を与えていて良い曲だと思ったんだけど、このアルバムではそう感じさせてくれる曲が少ないんですよね。
でもですね、「好きなことやりたきゃ有名になれ」と言ったのはキース・リチャーズだったか誰だったか忘れてしまったけれど、その弁に当てはめるのならば、MCUという人はまさに好きなことがあるていど出来る地位を手に入れた人なわけで、そういう人が自分のルーツにある人集めて同窓会めいたことするのも自然と言えば自然なような気もするんですよね。というかこのアルバムでの徹底ぶりを聴くと、この人はその時代の音の復活さえも目論んでいるなんてことも考え出してしまったりなんかして。
と、なんともかんとも歯切れが悪いのはこのアルバムが良くも悪くもないからでありまして。まぁ、一言いえるのは、今の私が欲している音ではないということでしょうか。
全編流れるナンセンスな空気は割りと好きだけど。
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