最近CDとか買う枚数抑えているのもそうなんだけど、聴く時間がないもんでどれも聴き散らかしちゃってどれも感想書けんのですよね。それに輪をかけるように、個人的にはどうにも微妙な作品が続いておりまして。これもそんな感じ。
気がつけばBUCK-TICKも随分なキャリアを築いたバンドになりましたが、バンド史上初のコンセプト・アルバムなんだそうで。しかも原点回帰ということでゴスゴスな内容。っていうかこの人たちの原点ってゴスなの?今までニュー・ウェーヴだと思ってたんだけど。まぁ、そんなことはどうでも良いですね。とか書きつつどうでもいいことしか書くことねぇんだよ。
私にとってBUCK-TICKって最も好きなバンドのひとつなんだけど、一番の魅力ってこの人たちの頭の悪さなんですよね。具体的にどこがどうと聴かれると作品ごとに違うので中々指摘しづらいのだけれど、分かりやすくビジュアル面で言っても、スタビライザー付のギターとか(あれはガンダム好きの心をくすぐるデザインですよね)、シルク・ハットの上くり貫いて髪の毛おっ立ててみたり。そういう彼らのアホっぷりって、ともすれば暗黒趣味に行きすぎなBUCK-TICKの作品に風通しの良さを与えていたと思うんですよね。でも今作はそこら辺がどうも抑え気味でさみしい限りです。質自体は低いとは思わないんだけど、やっぱり『DTD』の頃のような勢いは取り戻せないのかなぁ。
Tracklist
- 曲名リスト
-
- ENTER CLOWN
- 降臨
- 道化師A
- Cabaret
- 異人の夜
- CLOWN LOVES Sen[~]orita
- Goblin
- ALIVE
- 月蝕
- Lullaby 2
- DOLL
- Passion
- 13秒
- ROMANCE-Incubo-
- seraphim
- 夢魔-The Nightmare
- DIABOLO-Lucifer-
- WHO’S CLOWN?
by G-Tools , 2007/06/08