いまや現在のテクノを代表するアーティストになった感のある Villalobos ですが、以外に活動歴は長くワリと最近まで地味に活動してたんですよね。
なので今の人気振りを考えればもっと編集盤とか出ていても良さそうなものなんだけど、多分コレが初めてなんじゃないですかね。
このアルバムからの先行シングルが現在の彼の手でリエディットされたものだったので、このアルバム全曲リエディットしてあるのかとおもってたんだけど、残念ながらこの1曲だけで、残りは98年から00年のもの。
でもこのアルバムが古臭い作品かというと全然そんな事なくて、彼のパーカッシブな音作りというのは確立されていて今聴いても充分カッコイイ。
まぁさすがに今のような変体性大爆発、ってな感じにはいかないけど、彼のパーカッシブなベース・ラインが比較的ストレートに曲に落とし込まれていて、今の粘着質な感じより聴きやすいんじゃないでしょうか。
それでもさすがに98年の2曲がジャーマン・トランスみたいで個人的にはきついんだけど、”Logohitz” に UR を間違えたみたいなストリングスが入ってきるのには笑った。
Tracklist
『Salvador』(FT CD 011)
01.Que Belle Epoque 2006
02.Tempura
03.Suesse Cheques
04.Unflug
05.Lazer@Present
06.Logohitz
07.Lugom-ix
08.Senor Coconut – Electrolatino (R.Villalobos’ ‘Lecktro Carino Mix)