BUCK-TICK のトリビュート盤なんだけどさ。
まぁ個々の曲の内容についてはさておき、やっぱりこの手のアルバムって参加した面子に目がいくとのではないでしょうか。
で、このアルバムにはなかなか豪華なアーティストが参加しているんだけど、やっぱ凄いのはその触れ幅なんですよね。一枚のアルバムに遠藤ミチロウと KEN ISHII と GLAY の TERU が参加しているなんて普通ありえないですもんね。
とはいっても面子が雑多なワリには肝心の BUCK-TICK の音楽的な雑多さというものがイマイチ出てきてないのは残念なんですが。
まぁそれは置いといて。
このアルバムの参加メンバーに関してはそんほとんどが納得の人選なんだけど、その中で私が唯一分からないのが rally なんですよね。このバンドはこのアルバムの為に結成されたスペシャル・ユニットで、GLAY の TERU と HISASHI 、MAD CAPSULE MARKETS の MOTOKATSU 。そして元ミッシェルのウエノコウジがメンバーなんだけど、なんでここにウエノコウジがいるのか私には不思議でしょうがないんですよね。
他の３人は何かしら BUCK-TICK との関連があるんだけど、この人が BUCK-TICK を好きだとか交流があるとかいう話は聞いたことないし、個人的に BUCK-TICK 聴いてるとも思えないんだよなぁ。
なんかこのアルバムを聴けば聴くほど謎が深まっていくばかりです。
ってホントどうでもいいですね。すんません。
PARADE~RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK~
オムニバス 清春 櫻井敦司 
曲名リスト
1. JUST ONE MORE KISS / 清春
2. ICONOCLASM / J
3. MOON LIGHT / BALZAC
4. 見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ / 土屋昌巳
5. MY FUCKIN’ VALENTINE / ATTACK HAUS
6. Living on the Net (Ken Ishii Remix) / KEN ISHII
7. 囁き / 遠藤ミチロウ
8. 六月の沖縄 / THEATRE BROOK
9. スピード / MCU (KICK THE CAN CREW)
10. MONSTER / RUNAWAY BOYS (kyo and nackie)
11. PHYSICAL NEUROSE / AGE of PUNK
12. 悪の華 / rally
13. ドレス / abingdon boys school
buck-tickはポップでキャッチーなので大好きでした。
いや、今でもけっこう好きです。
balzacのmoonlightが聞いてみたいです。
あと、何で大名曲のjupiterを誰もやらなかったんだというのが不満です。
buck-tickからテクノに入ったって人は絶対にいる気がするんですが、なぜか見たことがないですねえ。
あぁ、私そうかもしれないですねぇ。
直接的な入り口になったわけではないけれど、やっぱり彼らの『シェイプレス』は衝撃でしたから。
９４年の時点でエイフェックスにオウテカにハード・フロアですからね。あの頃の彼らの嗅覚の鋭さは凄かった！