これは今年の頭頃だったか発売された当初、たまたま渋谷のユニオンでかかってるのを聴いて、なんかクリックっぽい質感を感じたので気になっていたもの。
でも実際買って聴いてみたら別段そんなこともないですね。
雑誌なんか見てると、どうも「ジャズ」って「洗練」と同義語になってる気がします。まぁ私はジャズについて語れるほど聴いてはいないんだけど、さすがにそれはちょっと違うのではないかという気がします。
そしてこれはそういった意味で正にクラブ・ジャズって感じの音楽。
プログラミングの上手さであったり、そこに絡ませる生楽器のセンスの良さとかは分かるんだけど、なんかもう洗練させすぎて味もへったくれも無いって感じ。昔聴いてたブロークン・ビーツでももっと荒々しい部分はあったと思うんだけどなぁ。
もうちょっと肉喰ってほしいようなサウンドです。
視聴
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『Transfusions』(RAM007)
01. All Ears feta. Tamjac Choir
02. Arise feat. Natalie Gardiner
03. Fusion 3000 feat. Goran Kajfes
04. On The Monday feat. Kaah
05. Sweetest Child Of Mine feat. Natalie Gardiner
06. I’ll Carry The Weight
07. Landala Variations
08. Sure Can’t Help Me Now feat. Kaah
09. Boston 93
10. Spiral feat. Ramjac Choir