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なんか今更な感じですが、これも寝かせてたやつ。
この前紹介した Ken Ishii の『SUNRISER』(過去記事)も音楽的には予定調和ともいえる作品だったけど、同じ Sublime 出身の rei harakami も、まぁいってしまえば予定調和ですよね。しかも彼の場合はずっと同じ機材を使っているとかで音色も毎回一緒(マスタリングが良くなったのか音質は向上してるかがするけど)。
それなのに毎回こうやって傑作を届けてくれるんだからホント稀有なアーティストだと思います。
しかしこの人の音楽は何でこうも鮮度を失わないんですかね。曲自体はエレクトロニック・ミュージックのフィールドにおいても際立ってポップだとは思わないんだけど、そうするとやっぱ音色ですかね。もう最初の時点でどこかノスタルジックな、でもだからこそあまり古びない独特の温かみのある音色がコロコロと転がっていくのを聴いていると、体がどんどんとほぐれていくようで、例えがあれだが、冬の寒い日に縮こまったアレがお風呂に入った瞬間しゅわしゅわと伸びていくときのような快感がある。
そういえばもう今年に入ってアルバム2枚も出してるんですよね。そちらも聴かないと。
視聴
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01. long time
02. joy
03. lust
04. grief & loss
05. owari no kisetsu
06. come here go there
07. after joy
08. last night
09. approach
10. first period