Cadenza からの12インチ(過去記事)で一躍脚光を浴びたコンビによる初アルバム。とはいっても Lee Van Dowski の方は単独ですでにアルバム出してますが。
この二人はそれ以降も Num 立ち上げたり、他にもなにかと結びつきが強かったのでアルバム出すのは特に驚きはしなかったんだけど、それが Soma からのリリースというのはちょっと意外かも。しかし聴いてみれば Soma から出るのも納得という感じ。
最初このコンビのアルバムが出ると知ったとき、どちらかというと Quenum のハードでトライバルな路線を期待していたんだけど、実際は Alex Smoke なんかに近いどこかノスタルジックながらも覚醒感のあるミニマル・テクノ。しかし Luciano からの影響を感じさせながらもリズムが非常に作りこまれていて、どっしりと太いキックを軸に置きながらも細かいリズムがさらに散りばめられていて、そこに上モノが絡んだときのグルーヴの完成度はかなりのもの。
最近アルバムとなるとホーム・リスニング主体の作品を作る人が多いけど、これは完全にダンス・トラックとして作られていて実に爽快。まぁ欲をいえば曲をもっと長くしてほしかったけど。
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A1. VEGAS NEVADA SHOOTER
A2. DUDE BOND 334
B1. THE JOINT ECHO
B2. UNHOLY TUNDRA FISHERMAN
C1. LUST PART 1
C2. LUST PART 2
D1. ULTIMATE DESERT AMBASSADOR
D2. THOMAS EDISON INVENTS THE LAZY DANCE