まぁ多分大多数の人が「変てこな日本語のナレーションが入った曲の人達」(過去記事)と記憶しているだろう、James Dean Brown と Yapacc による Narcotic Syntax の新譜。
元々この人達ってパーカッシヴなミニマル・ハウスを作る人達だったけど、今作ではそれをさらに突き詰めた感じ。フランジャーかけたようなドラムが暴れまわるA、ロック的なノリで突進していくB、『Superlongevity 3』収録の “Pingpong Voodoo” をさらに怪しく仕立てたC、複雑に鳴るパーカッションが独特のグルーヴを作るDと、それぞれタイプは異なるものの、パーカッションが印象的なのと長尺の曲が徐々に変容していく点は共通していて、これがえらくかっこいい。それでいてテクノでもハウスでもいけそうな音作りがなされていて完成度が高い。
是非是非この調子でアルバムお願いしたいです。
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A. Blast Excavation
B. Fusion Nuclear
C. Descarga Narcotica
D. Lumbago Groove