http://www.traumschallplatten.de/
以前もどこだかで書いた気がするんだけど、個人的に昔の Trapez って Jeff Samuel ばかりをリリースしているレーベルという印象が強くて、つまりはそれだけ Jeff Samuel が精力的に活動していたという事なのだろうけど、その頃からは少々様変わりしてしまった Trapez から彼がようやくアルバムを発表したというのはなかなかに感慨深い。
しかしこちらのそんな思い入れをサラリとかわすかのようにアルバム全編で鳴るのは軽快なテック・ハウス。一聴すると際立った個性というものは感じにくいものの、全ての音がシンプルながらも非常によく練られていて、一切のムダを感じさせない。それでいてビートはダンサブルに、メロディはイマジネイティブ鳴っていて驚くほど完成度が高い。さらにきちんと今時のプログレッシブ・ハウス的な流れも感じさせるようになっていて、ちょっと文句の付け所がない。何度でも聴いていたいと思わせる傑作。
- OFF THE MARK
- NIGHT RIDE
- THOSE WERE THE DAYS
- RIGHT THEN AND THERE
- YOU WILL NEVER KNOW
- THE CAVE
- MONTH 2 MONTH
最近なんですけどいつも世話になっているクラブのオーナーに「JEFF SAMUEL をGESTにパーティーオーガナイズしないか?」と言われて考えた末断ったのですがレビューをみてちょっと後悔しました。。。。
えぇ~、それはすごくもったいない気がします。
でもオーガナイズっていうと金銭面の問題も出てきますからね。
なかなか難しい。