http://www.background-records.de/
どうも日本語で解説してあるサイトが見つからないんだけど、多分このアルバムが何かの理由でお蔵入りになっていたのが、新たに発表されたもの。 Geoff White 自身にとってもこの作品の発表だったのは待望だったのか、未完成だったこの作品の発表の場を作ってくれた Andy Vaz に対する謝辞がサンクス欄に書かれています。ということで前作の『Questions And Comments』から5年ぶりとなる2作目。
Geoff White といえば音の粒子が見えるような繊細な上モノとダビーな音響処理が特徴な人ですが、Aeroc と Jackstone という別名義での作品や、様々なレーベルからの発表を経ていながらも基本路線は前作と変わらず。しかしその技は一層の冴えをみせ、上モノはクリスタルの破片が舞い上がるかのような美しさと切れ味を感じさせ、それでいて以前はその線の細さも目立ったリズムは、それが嘘のように太く鳴り響く。特にアナログだと1曲目になる “OPPOSING PLATFORM” の繊細な美しさと、それを全てなぎ払うかのような凶暴な低音の対比は素晴らしいの一言。そして CD の方はミックス仕様になっているんだけど、その流れも文句なし。
background の長い歴史の中でも屈指の一枚。
Tracklist
- Scuba Dub
- Sharpie
- Duck & Cover
- Starstruck
- Ants in the Pants
- Opposing Platforms
- Otto
- Stranded in Paradise
- Drible
- Smoke & Mirrors
- Student Teacher
- Student Teacher Rework
このアルバムはみなさん高い評価でずっと気になってたんですが、
shooterさんのレビューを読んで、昨日購入に至りました。
まだ聴いてないんですが・・・。
このアルバムはいいですよぉ。
私はCDとアナログの両方買ったけど、両方とも楽しめます。
びびんばさんの記事も楽しみにしております。
昨年arctic hospitalにはまって、一時期それに準ずる音源を漁っていたのですが
その中で一番気に入ったのがこのアルバムでした
しっかし文章表現上手いなぁ
このアルバムも Arctic Hospital も、ダブ・ミニマルの中でも新鮮でしたよね。
他にもダブ系でいろいろ聴いてるんだけど、紹介が追いつきません。