どうも、最近気になっているものは、ともし問われたならば、迷わずビリーズ・ブートキャンプと答えるであろう、メタボリックまっしぐらな shooter です。いきなり気の抜けた書き出しですが、気がつけばこのブログも始めてから丸3年を迎えることとなりました。1年、2年目のときは特に意識しなかったんだけど、さすがに3年となると長くやってるなぁという気がしてきます。このブログを見てくれている人がいったい何人くらいいるのか、未だによく分かりませんが、これからもよろしければお付き合いお願いいたします。
ということで、せっかくなんで私も mats さんに倣って私的名盤でも紹介しようかと思ったんだけど、どうせ中途半端に終わることが目に見えているので止めときます。そこでこのブログで1発目に紹介したのが anticon だったので(過去記事)、今回も anticon 絡みのやつを。
Hood といえば『Cold House』を筆頭に anticon との交流が深いバンドとして知られていますが、その Hood のフロントマン、Chris Adamus のソロ・プロジェクトがこの Bracken 。正直『Cold House』、っていうかポスト・ロック全般私は苦手で、どうも根がメタラーなせいかあのヘナヘナ力の抜けた感じが好きになれないんですよね。そしてそれはこの Bracken でも変わらないんだけど、今作は anticon からのリリースということもあってブレイクビーツを中心に据えていて、そのトラック郡が非常に刺激的。ドラムからはジャズやヒップ・ホップなどが滲み出て、それを底辺で支えるベースはダビーなゆったりとしたもので、そして上ものはサイケデリック。しかし曲全体からはメランコリーが零れ落ちる。
個人的にはこれで歌がもっと良ければ傑作間違いなしという感じなんだけど、このトラックだけでも十分お釣りはくる。それにこのヴォーカルが曲の雰囲気に合ってるのは間違いないしね。ということで何だかんだで結構聴いてます。
Tracklist
- We Know About the Need
- Bracken
- Anticon 2007-01-30
- 曲名リスト
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- Of Athroll Slains
- Heathens
- (Int)
- Fight or Flight
- Safe Safe Safe
- Music for Adverts
- Evil Teeth
- Four Thousand Style
- Monte Lament
- Many Horses
- Back on the Calder Line
by G-Tools , 2007/05/07