微妙に古い話になるのですが、一昨日の『リンカーン』は見ましたでしょうか。私が見たのは途中からでほとんどライヴのとこしか見てないんだけど、テレビ番組としては非常に面白かったと思うと同時に、世間一般でのヒップ・ホップに対するイメージというものが、ますます画一的なものになったんじゃないかなぁと。最初から見てればまた印象違ったのかな?まぁどうせなら今年の流行語大賞が「メ~ン」になるくらい露出してくれたら面白いけど。
毎度の事ながら上の文章と全く関係なく Troy Pierce です。
ここ最近の M_nus ってアーテイスト・アルバムは Marc Houle くらいしか出してなかったんだけど、今年はどうしたのか jpls 、 False ときてこれで3枚目。そして Troy Pierce としては louderbach 名義でのアルバムに続いて2枚目。
以前書いたように M_nus って毎度クオリティは高いものの、どれも似たようなものばかりで以前ほどの関心はもてないんですよね。そして今作も M_nus らしいディープなアシッド・ミニマルながらも、大半のて曲でのパルス音によるメロディがとも印象的で、全体の陰鬱な印象と反してけっこうキャッチー。そしてリズムの方もキックを軸に作られているため、他の M_nus のアーティストの作品よりもはるかに「テクノ」な印象で、それゆえにとても機能的。 louderbach と konrad black によるリミックスもいいアクセントになってる。
パッケージの方も M_nus らしいこだわりが感じられて良い作品です。