PEPE BRADOCK & the Grand brule’s choir / BURNING (Kif)12″

BURNING
http://www.myspace.com/kifrecords

あまり表立って口にしたりはしないんだけど、実は Pepe Bradock は相当に好きなアーティストだったりします。とはいっても買っていた当時よりは、最近になって聴きなおしてみたら、改めてそのすごさが分かったという感じなのですが。
その Pepe Bradock の代表作といえばやはりこのシングルに収録された “DEEP BURNT” ですね。空間的な浮遊感のあるシンセの上に、 Fredie Hurbert のストリングスのサンプルが乗るそのスタイルは、分かりやすく表現すればデトロイト・フォロワー。そしてこの曲も多くのデトロイト・フォロワー同様、リズムにブラック・ミュージック的なファンクネスが感じられるものではない。しかしこの曲には、いかにもヨーロッパとしか表現しようのない耽美な空気がいっぱいに感じられて、ただ静かに悲しみを湛えた美しさは本当に圧巻。個人的には彼の作品では “4” が一番好きなんだけど、しかしこの美しさには抗い難いものがある。
まさに名作と呼ぶにふさわしい1枚。

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2 thoughts on “PEPE BRADOCK & the Grand brule’s choir / BURNING (Kif)12″”

  1. これ最高っすねー、ジャケは変態だけど。
    クラブでもよくかかってウホッてなります。
    この人、良い曲作るけどとにかく寡作なのが残念。
    フルアルバム聴きたいですね

  2. >マチュさん
    そうなんですよねぇ。
    この人は曲は最高なんだけど、あまりにもマイペース過ぎますよね。
    まぁだからこそのクオリティなのかもしれないけど、
    もっともっと作品出してほしいです。

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