X が再結成だそうですね。
再結成の噂は随分前からあったし、 Yoshiki もインタビューでそんな事いってたから別段驚きはしないんだけど、ライヴだけじゃなく新曲まで作るとは思わなかったな。その新曲は “Dahlia” っぽい感じですね。つまりまんまメタル。好きだけど。
そして X とは切っても切れぬ仲の TM NETWORK もライヴやるのは知ってたんだけど、年末にアルバム出すんだってね(しかもタイトルは『SPEEDWAY』!)。マーク・パンサーのカミさんが捕まっちゃったから globe 休止して(KEIKO も来年ソロだって)、しばらくこちらに専念ということでしょうか。という見方は意地悪すぎるかな。
まぁとりあえずそのアルバムからの先行シングル。今月末にCDで出るんだけど、 iTS で先行配信してたので思わず買ってしまった。
前作の『Network ~ Easy Listening』は小室哲哉のトランス趣味を前面に出しすぎて古いファンには不評だったようだけど、表題曲はわりとその路線かなぁ。しかし決定的に違うのはバックが打ち込みじゃなくて、『Major Turn-Round』を思わせるプログレちっくな生演奏になってるんですね。それでニューレイヴっぽくなってればそれはそれで面白いんだけど、グルーヴが全然感じられないペナペナな演奏。でもこの腰砕けな感じは慣れるとけっこう好きかも。ただ昔の曲名を散りばめた歌詞なんだけど、ちゃんと曲目が文章に組み込まれているわけではなく、ただ羅列してるだけなのはどうかと思う。あと宇都宮さんは年々歌が下手くそになっていく気がするのは私だけかしら。昔からリズム感についてはどうかと思ってたんだけど、ここでの歌唱は決して褒められたものではないと思う。
2曲目の “N43” は木根さん作曲だというクリスマスソング。相変わらず良い曲書きます。メロディアスなベースもいい味出してる。
3曲目は小室さんのインスト。前作っぽいトランス。出来自体は全然悪くないんだけど、これって小室さんの曲なのかなぁ。クラシックでこういうメロディの曲あるよねぇ。それともカバー?それだけがどうしても気になる・・・・。
最近の音楽制作ソフトウェアの設定は
今回の楽曲のような平板なミックスにし辛くなっている気がします。
私の推測の域を出ないのですが、
過去さまざまなプロダクションを執り行った小室さんは
今まさにこのペナペナなデモテープサウンドを
新鮮に感じているのではないでしょうか。
先頃リリースされたカバーアルバムや今回の3曲目のおかしな質感が、
過去作でほとんど感じられなかった部分だったので
こんな考察をしたりしていました。
あとウツは高音が出なくなっただけだと思います。
歌い手は通常、年々出し辛くなる高域の音を如何に誤魔化すか腐心するので
1曲目からは特に、とにかくオレは昔と変わらないというウツの虚勢が伝わってきます。
> mex さん
なかなか面白い考察ですね。
っていうか mex さんが今まで沢山の小室サウンドを聴いてきたのが伝わってきて、それも面白かったです。
あと宇都宮さんに関しては、確かにいわれてみれば彼もいいおっさんですもんね。そこら辺はしょうがないとこなのかしら。
こんばんは。
gogonyantaです。
TMネタということで、ついつい。
かなり昔に好きでした。
ライブアルバムを乱発したり、迷走を始めたり、小室の課外活動が増えてから全く縁を切ったつもりでしたが、何だかんだ言って体に染みついている音なんですよね、TMって。
でもまあ、復活(したんですよね?)してからはチェックしていなかったのですが、この記事を読んで、2曲目が気になりました。クリスマスソングということのようですが、「DREAMS OF CHRISTMAS」並みの名曲でしょうか。iTunesって買いやすいから、M2だけでも買っちゃいそうです。
> gogonyanta さん
>「DREAMS OF CHRISTMAS」並みの名曲でしょうか。
いやぁ、正直そこまで名曲ではないかな。
私は同じクリスマスソングとしては ” Leprechaun Christmas” が浮かんだんですが、改めて聴いたらそれもちょっと違うかな。
でもいい曲ですよ。
CDを購入して、聴いていますが、色々と妄想を巡らせさせてくれる曲ですね。
今回は、商業的理由から、このような曲(コンセプト)になったのかなて感じがしてます。
そうでないと、シングル版は一枚のCDとしての統一感が無いように思う。
「ホントはこんなのやりたいんだけど、商業的理由からこんなのするんだよね~」的な・・・。
それはそれで、嫌いではないし。
昔のサウンドでも、何かスパイスが利いてるだろうから。
今回は、アルバム買おうかなって思ってます(前回は買う気がおきなかった)。
> MSX さん
まぁジャケットが『CAROL』の人で、アルバムのタイトルが『SPEEDWAY』じゃあんまり前向きな感じはしないですよね。
でもこうやって過去の匂いをちらつかせながらも、アルバムは実は全然違うもののような気もしていて、なんだかんだで楽しみにしています。