さっき compass 見て知ったんですが、巷で話題らしい B.I.G JOE が BOSS のことをディスったというお話。まぁ私は B.I.G JOE がなんて言ったのか知らないので、何ともいえないんですが、とりあえず BOSS がサイトに書いた「寝耳にDIS」っていうのは、ちょっとセンスなさ過ぎじゃないですかねぇ。去年のアルバムの “The Alert” で「歯に衣着せず」を「歯にころも着せず」って間違えてた事といい、ちょっとかっこ悪すぎやしませんか、 BOSS さん。
上でヒップ・ホップの事書いておきながら、紹介するのは相変わらずテクノだったりするんですが、 wagon repair の25番は Cobblestone Jazz の限定片面シングル。
この後に出る『Lime In Da Coconut』が、アルバムの先行シングルという事もあり、ジャジーなテック・ミニマルであったり、このシングルの前の『Dump Truck』や『India In Me』が、土着的なサイケデリアが香るようなトラックだったのに対して、この曲はそのどれとも違う、 Cobblestone Jazz の曲の中でも、かなり淡々とした曲。しかし8部を刻むリズムの上で、様々な要素が未整理のまま投げ出され、徐々に混沌の色を増していく様はかなり覚醒的で、このユニットのダンス・ミュージックとしての側面を見事に切り取っている。
限定な上に片面プレスなんで、なかなか手が出にくい音盤ではあるんだろうし、多分 Cobblestone Jazz の中でも異色の曲になるんだろうけど、私はコレが一番好きです。