http://www.2020recordings.com/
2006 年にリリースされた “Erotic Discourse” は、頭の芯まで響きそうなキックと、跳ね回る金属的な上モノがかっこよくて、普段エレクトロ系は聴かない私でも買ってしまった、その年を代表する曲でありましたけれども、その曲からちょいと間が開きましたが、今年の頭に出た Paul Woolford Presents Bobby Peru のアルバム。
大ヒット曲の後なんで、逆にアルバムでは音楽性の幅広さなどを示してくるのではないかと思ってんだけど、今作も太いキックの音と、金属的な上モノによるエレクトロやエレクトロ・ハウス。去年流行ったニュー・エレクトロなんかに近いといえば近いんだけど、こちらの方が威圧的な感じがほとんどなく、音も隙間があって、聴いていて単純に楽しい。
まぁさすがに全曲 “Erotic Discourse” 並みとはいかないけど、なかなかの佳作ではないかと。