なんでもスロバキアを代表するジャズ・ベーシストだという Oskar Rozsa が、ギターの John Shannon とドラムの Martin Valihora の3人で組んだトリオの初アルバム。
最近ジャズって全然聴いてないし、ましてやスロバキアの音楽なんて全く聴いた事がないので、詳しい事は全然分からないんですけれども、モロにジャズっていうよりは、比較的ロックの語法も多く使われていて、ジャズ・ロックというか、わりとプログレに近い感じ。しかも全体的にゆったりとした曲が多いので、インタープレイをビシバシと決めるのを期待する人には不向きだろうけど、そのゆったりとした流れの中で、情感を漂わせる演奏は非常に心地よく、最近お疲れ気味なのも相まって、今の気分としてはこういう方が良いですわ。