一時期の勢いからすると、すっかりリリース・ペースが長くなった感のある sleeparchive の、夏に出た8枚目のシングル。
彼の今までの作品は、常に最新作が最高傑作ともいえるような充実したものばかりだったけど、今作はちょっとした停滞作かなぁ。
とはいってもぜんぜん悪い作品じゃないんだけど、いつものアシッド・ミニマルを軸にしながらも、 Mika Vainio からの影響色濃いノイズに覆われていて、これだったらもっと広げてアルバムで聴きたかったというか、家聴きするにしても、トラックモノとしても中途半端な感じがする。