このサイトって、ブログのくせして画像をわざわざ ftp で上げてたりするんですが、今日は ffftp の調子が悪いのか、サーバに繋がらないので、画像が上げられません。なので画像は後日ということで。悪しからず。
Mathew Jonson の兄貴である Nathan Jonson のプロジェクト、 HRDVSION の wagon repair から2枚目のシングル。
前作の『gary white』(過去記事)は、ちょっと手広くやりすぎて全てが中途半端な印象の作品という感じでしたが、今作は逆に同じ曲のヴァリエーションを3パターン。
まずオリジナルの “PLAYING FOR KEEPS (DADDY’S ANGEL)” は、少し smith’n’hack を思わせる、つんのめり気味のエレクトロ・ディスコ・ファンク。 wagon repair のカタログの中ではけっこう異色の部類に入る曲だとは思うんだけど、ギラついたシンセの音とカットアップされたサンプルが、共に過剰さを演出していて、これはなかなか盛り上がる曲なんじゃないでしょうか。
そしてこの曲のエレクトロ的な要素を少し強くした “PLAYING FOR DADDY’S GIRL” は、DJ用にやや使い勝手を良くしたような印象で、ニュー・エレクトロ(ってまだいうの?)なんかにも合わせやすい感じ。
最後の The Mole によるリミックスは、彼の今までの方向性からすると、この作品のディスコ的な側面を強くしそうなもんなんだけど、そこをあえてなのかどうなのか、ギラついたシンセを前面に押し出したテック・ミニマルに。でも曲のグルーヴ自体は紛れもなく The Mole のものになっていて、そこがすごく面白い。