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Dominik Eulberg と Gabriel Ananda の仲良し二人組みによる、多分3枚目となるシングル。
Dominik Eulberg と Gabriel Ananda というとダブ・テック、というイメージがどうしてもあって、実際この作品もその範疇に入るものではあるんだけど、今までこんなに振り切れたことはないんじゃないかというくらい扇情的な、上モノのシンセにちょっと驚く。歪んだ音色でひたすら盛り上げていく感じは、ちょっと前の Mathew Jonson にも近いものがあるんだけど、なんだかんだでどこか上品なのがこの人たちの個性でしょうか。あとリズムの方もこの二人らしく固いのがすごく気持ちよく、これは久々の傑作なんじゃないでしょうか。
もう一方の “Bill Kilgore” はダブ・テックとプログレッシブ・ハウスを掛け合わせたような感じで、この人達らしいといえばこの人達らしいし、曲自体も全然悪いものじゃないんだけど、タイトル曲に比べるとやはりインパクト薄いかしら。
このビデオは最高すぎる。