どうも今晩は、 3M の中ではダントツで牧瀬理穂が好きだった shooter です。
ということで、その旦那さんと愉快な仲間たちによるグループの2枚目。
m-flo も RIP SLYME もけっこう好きなアーティストではあるんだけど、どうも TERIYAKI BOYZ に関しては、服屋のおっさんが大金叩いて面子を集めているのが見えすぎて、あまり良い印象がない。
でも、 SEEDA からのディスで盛り上がっていることもあって聴いてみたんだけど(ディスに関しては、ヴァーバルの良くも悪くも大人な対応によって、一気に冷めちゃった感じですね)、やっぱり私は好きになれませんね。
豪華プロデューサーを揃えたトラックに関しては、確かにどれもよく出来てる。そして TERIYAKI BOYZ のラップも上手いとは思うんだけど、そのわりに特徴がない人が多いもんだから、よく云えばトラックによく溶け込んでいる、でも正直に云えばラップが全く耳に引っかからない。 RIP SLYME の二入は論外としても、 VARBAL も m-flo のときみたいな良い意味でのインチキ臭さがなくなっちゃってるし、唯一今回初めて聴いた WISE は健闘してるとは思うけど、それも今作に参加した高木完の足元にも及ばないし。
実際アルバムを聴いてみると、 OKI が言っていた「聴けるのはカニエのヴァースだけ」っていうのも、それほど的外れな物言いではない気がする。
あとこのアルバムはアメリカでも発売されるようだけど、あちらのトップ・プロデューサーを揃えた盤で海外進出って、方法論としては一番退屈なものだと思うんだけど、そこらへんはどうでもいいのかねぇ。