http://www.welcometomasomenos.com/
そういえば最近 wagon repair 紹介してねぇなぁ、なんて思ったりもしたんだけど、そんな事には気付かぬ振りして Masomenos 4枚目。
イマイチだった前作の代わりというわけではないんだろうけれど、今作は3曲とも充実している。
まず1曲目の “Ohaoo” は、前作のリベンジとばかりにまたもやパーカッシブ・ミニマル。しかし前回の自分たちの方にパーカッシブ・ミニマルを引き寄せたような感じとは逆に、この曲では真正面からパーカッシブ・ミニマルに取り組んでいて、それゆえに彼らの音作りの妙が活きている。中でも時折鳴るギターがいいアクセントになっている。まぁもしかした共作している Chris Carrier のおかげなのかもしれないけど。
そして今回のシングルの中でも一番強烈なのが次の “Captain Japan” で、日本のSFか何かからサンプルしたと思わしきナレーションも非常に印象的なんですが(キャプテン・フューチャーが何とかかんとか)、それよりもどっしりとしたダビーなベースラインの上で鳴る、ハイハットとエレクトロニクスの絡みが幻惑的で、ネタモノでは終わらない存在感がある。
3曲目の “Smooch” はベースがグルーヴィーなミニマル・ハウスで、使い勝手は良さそうながらも正直地味な曲で、しかしキャラの立った2曲の後としては、なかなかに収まりがいい。
最近Masomenos特集なんですね。
僕はレーベルコンピ(なのかな?)のミックスCDしか持ってないのですが、shooterさんのレビュー読んでると、シングルも順番に追いかけて聴いてみたくなりましたよ。
>びびんばさん
いやぁ、これはたまたまいつも私がファイルをゴニョゴニョしているところに、 Masomenos が揃ってたので聴いてみたってだけなんですよね。
だから特集とかってあまり前面に出さないようにしたっていう。
とはいってもどのシングルもよく出来ているので、今度新しいシリーズが始まるみたいなんで、そちらは良かったら12インチ買おうかなと思ってます。