http://www.welcometomasomenos.com/
そういえばこのシリーズの各タイトルってジャケットのキャラクターの名前なのかな、なんてことにようやく気付いた Masomenos の5枚目。
前作もいい出来だったけど、その好調ぶりは今作でも変わらず。
まず1曲目の “What Is This?” は、声ネタのカットアップを使ったテック・ミニマル。声ネタのせいか全体としてはファニーなトラックになってはいるんだけど、決して機能性をおろそかにしないのがこの人達のステキなところで、よく動くベースラインが非常にグルーヴィーでかっちょいい。
あとの2曲は “On Fait La Java” がパーカッシブなミニマル、 “Love” がシンセの美しいテック・ミニマルとタイプは違うものの、両曲ともパーカッションの使い方がダイナミズムあふれるもので、それがそのままグルーヴのダイナミズムにつながっているのがまたステキ。
今作は Masomenos の作品の中でもかなり上位にくる作品じゃないかしら。