そろそろいい加減聴かねばなるまい、ということで聴いてみた AKB48 の2枚目のベスト・アルバム(っていうか Wikipedia 見たらこの人たちアルバムはベストしか出してないのね。)。
ええとですね、この盤に関してはここ数日間色々こねくり回したんだけど上手く書けなかったので、例によって端折って書きたいと思うんですが、兎にも角にも、 AKB48 について思うのは、人数が多い、というコレに尽きるんじゃないですかね。
今作で歌われている歌詞のほとんどは、「あるはずのない青春」を歌ったもので、まぁそれ自体はアイドル歌謡の王道なので別にどうという事はないんですが、それよりも気になるのは彼女たちの場合ほとんどの部分をソロもなくユニゾン、つまり大人数で同じ旋律をワラワラと歌うことで、そもそも歌われているのがあるはずのない物語、つまりは秋元康というおっさんが彼女たちに合わせて書いたものにすぎないわけだから、こんな団子状態の声で聴かされてもリアリティがない、さらにいえばこちらが勘違いを出来ないわけですよ(まぁその勘違いがどういうものかはここでは敢えて書かないけど)。
まぁその勘違いの部分に関しては、「お前の妄想力が足りんのじゃ!」、といわれればその通りなんだけど、それ以前に彼女たちの場合歌手として稚拙すぎるし、グループ総体として「KAB48」という架空の少女像が出来上がるほどには個性が磨かれているとも思えなくて、どうも聴いていてグッとこないのですよ。
曲自体に関しては、少しの憂いを含みながらも力強いこちらの感情に訴えかけるように盛り上がるメロディ(すげぇツボ)と、ヒップホップからの影響をそこかしこに感じさせながらも歌謡曲以外の何ものでもないアレンジが面白い “River” を筆頭に、ライブでの盛り上がりが容易に想像できる “言い訳Maybe” や、まんま80年代アイドル歌謡の “Choose me!” (歌詞がどうかと思うけど)など、けっこう好きなものが多いので、これからも新曲が出れば聴いてみたいとは思うけど、それが AKB48 に対する興味につながるかというとなんとも微妙である・・・。
- 神曲たち(DVD付)
- AKB48
- キングレコード 2010-04-07
- 曲名リスト
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- RIVER
- Baby! Baby!Baby!2010(仮)
- 大声ダイヤモンド
- 君のことが好きだから
- 初日
- 10年桜
- 飛べないアゲハチョウ
- 涙サプライズ!
- Choose me!
- 遠距離ポスター
- 言い訳Maybe
- ひこうき雲
- マジスカロックンロール
- 桜の栞
- 自分らしさ
- 君と虹と太陽と
by G-Tools , 2010/05/26
渡辺麻友の選挙結果はどーなんだろう
akbいいですよね
ここにいたこと絶対買う