これも少し前にリリースされたマッシュアップで、タイトル通り Mos Def のラップをダブの上に乗せたもの(これは Max Tannone という人の仕事)。
私なんかはどうしてもダブというとベーチャン経由のミニマル・ダブを想像してしまうのですが、今作でマッシュアップされているのは当然レゲエベースのダブ。 Mos Def の緊張感とやわらかさを同時に孕んだような声はダブにはまさしくうってつけで、今作でも抜群の相性をみせている。中でもギターの利いているトラックが意外に気持ちよい。
こういうの聴くとマッシュアップではなく、ご本人にダブ・バンドと共演してほしくなる。