http://www.myspace.com/2562dub
オランダ出身の 2562 こと Dave Huismans の2008年発表のファースト・アルバム。
ダブステップの歴史というものを考えた時、まず間違いなく名前が挙げられるだろう、というくらいの重要作であるとの評価を本作はされているわけですが、それはひとえにダブステップとテクノの融合を本作が推し進めたから、だと思うんですね。
そして私もダブステップとテクノの融合には期待していたし、実際本作も非常に好きな作品なのだが、しかし今聴きかえしてみると、あれだけ歪だったダブステップに彼が与えたフォルムはあまりにも滑らか過ぎたし、それがダブステップのストリート・ミュージック的な獰猛さをけしてしまう一因になったのかなと思えてしまう。
まぁそんなものはダブステップの現状に不満を感じる私の愚痴でしかないんだけど、逆にいえばそんな事思ってしまうくらい、本作のダブステップのミニマル・ダブ的な解釈は完成度が高い。
やはり名盤。
- エアリアル-ジャパン・エディション-
- 2562-トゥエンティ・ファイヴ・シックスティ・トゥー-
- AWDR/LR2 2008-11-05
- 曲名リスト
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- redux
- morvern
- moog dub
- channel two
- techno dread
- basin dub
- greyscale
- enforcers
- kameleon
- the times
- walkover -bonus track for JPN-
- theorem -bonus track for JPN-
by G-Tools , 2010/08/11