デトロイトのダブステップ・プロデューサー、 Butch Clancy の4曲入りフリーEP。
ダブステップもいまや色々なスタイルのものがありますが、ブートも含めネットで出回っているものに関しては、音響的にはダブからの影響を感じさせない、ディストーションかかったサブベースがのた打ち回るようなトラックが圧倒的に多い印象なんだけど、今作もそれは同様。
で、ここら辺の音をさしてヘヴィメタル的だとして敬遠する人もいるようでして、それは逆にいえば私みたいにメタル好きな人間には受け入れやすい音なのかな、とも思うし、実際嫌いではないんだけど、この手の音は派手な分すぐ飽きるのと、他のと差異を見出しにくい、という欠点を持ったものが多く、残念ながら本作も圧倒的な個性を身につけているとはいい難い。
まぁそれでもダブステップに興味があるのならば一通り聴いていたほうがいい類の音だとは思うけど。
Vinylismさんはじめまして。
DETROIT ELECTRONIC MUSICの探求を日々しているつもりが、ダブステップまでには至りませんでした。こんなアーティストがデトロイトにいたんですね。ダウンロードさせていただきました。
> hat313 さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
これに関してはたまたま落とした音源がデトロイトの人だったというだけなので、彼の地でダブステップがどう扱われているのかは分からないんですよね。
でもドラムンベースと違って、 BPM が遅い分ヒップホップとの親和性が高いせいなのか、比較的アメリカでも受け入れられている印象はあります。
ダブステップがアメリカでどう発展していくか楽しみですね。