紹介するタイミング逃していたのを簡単にいくつか。
っつうことで2008年に突如リリースされたベーチャンの曲を纏めたCD。
この時期ベーチャンがまた活動するんじゃないか、みたいな噂が出たのも今となっては懐かしい感じですね。
1995年に出た最初のCDは彼らのダブ的な側面に焦点を当てた内容だったそうなんだけど(実は聴いたことない)、今作はテクノ的な側面に焦点を当てていて、特に最初の2曲なんか攻撃的なハード・ミニマルで(もちろんダブの要素もあるんだけど)なんで、今からすると少々意外な感じ。
そして残り4つの長尺曲が前述の2曲よりもややトーンを抑えたミニマル・ダブで、こちらの方が今のベーチャンのイメージに近いのかなと思うけど、いずれの曲にしてもミニマルであるがゆえに古さを感じさせないもので、やはりこの時点でミニマル・ダブというスタイルは完成したのだという思いを強くする。
まぁそれゆえに未だに影響力が強すぎるのはどうかとは思うんだけど、ミニマル・ダブの領域で彼らのスタイルを上塗りするような人たちはいつ現れるのか・・・。
- BCD-2 [Import]
- BASIC CHANNEL
- BASIC CHANNEL 2008-06-25
- 曲名リスト
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- Enforcement
- Phylyps Trak
- Inversion
- Octagon
- Octaedre
- Phylyps Trak II/II
by G-Tools , 2010/11/14