http://www.universal-music.co.jp/ashida-mana/
説明不要の人気子役、芦田愛菜さんのセカンド・シングル。
この手の当代きっての人気者が CD 出すときって、それなりにちゃんとした人集めて力入れて作られる事が多いので、意外に良質なポップス作品になる事が多い、というのが自分の経験則としてあるので、今作にはそれなりに期待してたんだけど、ちょっとこれは期待はずれかなぁ。
まぁこの手の曲に求められるキャラクターグッズ的な観点でいえば、ふぬけたハッピーハードコアみたいなリズムに、ひゃらひゃらと鳴る歌謡曲的なストリングスが乗ったトラック、さらに芦田愛菜さんの歌と、「可愛く元気な芦田愛菜」というキャラクターから1ミリもずれていなくて、確かに見事ではあるのだけれど、逆に隙がなさすぎて、聴いていて少々疲れる。
彼女の、いつでも自分に与えれらた役割を完璧にこなす姿勢には感服するけど、私はもうちょっと自然体の彼女が見たい(聴きたい)なぁ。まぁ彼女なら自然体さえも演じられそうだけど。