続いては2012年曲単位でよく聴いたの。
とはいってもアルバムやシングル単位で挙げたものは外しているので、結果的にフリーで落としたものの紹介みたいになってます。
フルスイング / NEWS 投稿者 kitakoyama
『NEWS / フルスイング』
まずはなんといっても4人体制の NEWS 初のシングルのカップリングであるこの曲ですかね。詳細はそのうちブログに書きたいと思ってるんですが(本当に書くのかよ・・・)、この曲の力強さがあったから、ベスト盤を懐古的に聴かずにすみました。
『AKB48 / GIVE ME FIVE!』(過去記事)
これはブログにも書いたんですが、本当に好きでよく聴いた。賑々しいビデオも楽しくて好きです。まぁ年なんで、若い子がわいわいやってればなんとなく良く見えちゃうんだけど・・・。
以下はフリーもの。
『Uncle Texx / Let’s Go! Smile Precure! (Uncle Texx Happy Footwork Mix)』
某さんには頭がおかしいといわれたんですが、2012年を代表するクラシックといって真っ先に思い浮かぶのがこの曲。プリキュアをジュークにしたという思いっきり色物っぽい曲ながら、太いベースとキラキラとした上モノの絡みが超泣けるし、サビの光が差し込む感じも素敵。これが土曜のパーティーのラスト(つまり日曜の朝)でかかったら最高だと思うんだけど。
『CRZKNY / DEATH沢(DEATHZAWA)』
CRZKNY 関連ではこれ以外にも “I’m a BF Freak.” や “Hiroshima Footwork” 、 “JELLOxBOOTZ-EE” とか好きな曲が多いんだけど、1曲挙げるとしたらこれかしら。
ジュークとゴルジェの融合という事で、ゴルジェについてはよく分かってないんだけど、パーカッシブなビートとすごい音圧のベースのやりすぎ感が最高です。
『DJ Hook / Climax Juke Remix』
Usher の “Climax” のジューク・リミックス。ジュークの忙しないリズムを加えていながらも、原曲の情緒性を損なっていなくて、ジュークのメジャー化の一つの可能性としてすごく面白いし、曲自体も素晴らしい。
『Falcons / Nigeria』
ジュークを思わせる性急なビートの上に女性ヴォーカルが乗るものの、曲全体としてはテッキー、っていうすごく好みの曲。実際よく聴いた。
ANGO – No Ordinary Love [NSFW] from PILA on Vimeo.
『ANGO / NO ORDINARY LOVE』(DL)
この人は夏に出たミックステープが素晴らしかったんだけど、それに先んじて発表されたこの SADE のカバー曲も良く聴いた。
『Astronauts, etc. / Mystery Colors』
柔らかなシンセとエレクトリック・ドラムのトラックの上で、切なさをにじませながら歌われるミドル・バラードは、アンビエント R&B とは似て非なるものという感じなんだけど、それでもこの心地よさには抗えなかった。
『Boy Kid Cloud / I would die 4 U』
イギリスのシンガーによるご存知プリンスのカバー。シンセが中途半端に安っぽかったり、ヴォーカルも上手そうでいてけっこうヘロヘロだったりするんだけど、その安っぽさと曲のポップさが意外に合っていて、なんだかんだで好き。
『Gang Colours / Fill Me In』
イギリスのシンガーによる Craig David のカバー。この人ポスト James Blake みたいにいわれてたわりには、それほどアルバムは話題にならなかったけど(私も聴いてない)、情緒的な歌はなかなか魅力的。柔らかなトラックも良い。
『Drake Feat. The Weeknd / Crew Love (Shlohmo Remix)』
これって随分前の曲のような気がするけど、まだ去年の曲なのか。話題になりすぎたのか、年間ベストとかでもあまり挙がってない気がするけど、遅回しによって切なさを増したこのリミックスは珠玉。
『Sky Ferreira / Everything Is Embarrassing FT. Blood Orange』
昔のマドンナを思わせるはすっぱ姉ちゃんの曲。とりあえず魅力的なメロディが出来たら、あとはそれを繰り返しとけば大丈夫、みたいなシンプルさが好きです。
『Tijani (Prod. Great Skies) / Breathe Out』
この Tijani っていう人は普段ハウス系のトラックの上で歌う事が多いみたいだけど、 Great Skies と組んだこの曲は、ピアノが美しい上質なアンビエント R&B でかなり好み。このコンビでアルバムとか作ってほしい。
『The xx / Angels (Four Tet remix)』
なにかと話題になることが多い The xx の曲を Four Tet がリミックスしたもの。あえてシンプルなトラックにすることでヴォーカルの切なさを最大限に引き出し、またそれを中盤でノイズで包み込むとか色々と素敵な曲。これはラジオの音源を録音したものみたいで、まだ正規では発表されてないみたい。
『Wiley x Flowdan x Riko x Manga / F’Off』
Wiley のフリーものっていうと、今年は「Step」 シリーズのフリースタイルが最高でしたが、1曲選ぶとしたらこれかしら。パーカッション中心のシンプルなトラックゆえに、各人のラップのグルーヴの違いが楽しめる。
『Beautiful Lou & Himanshu (of Das Racist) / Running Thru The Jungle』
引きずるようなトラックとラップは、絵に描いたようなアンダーグラウンド・ヒップホップで、もう好みど真ん中。基本低空飛行ながら、ちゃんとラップに抑揚があるのも良い。
『DREDi / Bleach Blonde Oracles』
重たいキックとベース、そして甲高いスネアによるヒップホップは、こちらもアンダーグラウンド色の強い暗いもので、まぁ大好きな曲。夏にビートテープが出る、って書いてあったのに結局出てないみたい。
『DKXO / Summer Ends』
夏の終わりのだらりとした切なさが上手く表現されている良曲。
『tomy wealth feat. Quzilaya Travelt / The Man Who Knew Too Much』
日本的な湿り気のある暗さを漂わせながらも、それを振り切るような性急感のあるラップとトラックがかっこいい。
『The Field / Comenius Garden』(DL)
Field が Stereogum のコンピに提供した曲。彼らしいシューゲイザーっぽい感じは控えめながら、徐々に混沌の色を増していくのがかっこいい。
この勢いで年間ベストも、と思ったけど、さすがに疲れたのでまた今度。