みんな大好き Skrillex こと Sonny Moore くんが2013年1月に発表した3曲入り EP 。
今作は彼が運営するレーベルの定額制サービス The Nest で発表されたもの、って事だったんだけど、 datpiff をたまたま見たらあったので聴いてみた(オフィシャルって書いてあるからグレーではないと思うんだけど)。
Skrillex っていうと所謂 EDM と呼ばれる大味なダンス・ミュージックの代表アーティストであり、イギリスのものとは明らかに違う音をダブステップとして広めた人、という認識なので、全くといっていいほど良い印象はないんだけど、今作はなかなかどうして、悪くない。
というのも今作には収録された3曲には、Skrillex の特徴ともいえるヒステリックに鳴るウォブルベースが控えめで、以前よりも幾分すっきりとした音作りがなされているため(あくまで以前の彼と比べてね)、ポップなエレクトリック・ミュージックとして聴きやすい。
中でもタイトル・トラックの “Leaving” は悲しげなピアノと軽快なブレイクビーツが絡む、 burial 以降のテクノなダブステップを思わせる曲になっていて、ちょっと面白い。