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テストも兼ねて、下書きだけで放置してたの。
Lars Dales と Maarten Smeets によるオランダのユニット、 Detroit Swindle が3月に発表したファースト・アルバム。
揺らめくように音が入ってくる1曲目、 “B.Y.O.” なんかは如何にもなデトロイト・ハウスなんだけど、作品全体としては、殊更デトロイト色は前面に出しておらず、スッキリとしたディープハウス。
Mayer Hawthorne が滑らかな歌声を聴かせる “64 Ways” 、透明感のある上モノと鍵盤の絡みが美しい “Monkey Wrench” など、どの曲もよく出来てはいるんだけど、どうもこの人は曲のパターンに乏しくて、どれも横揺れのリズムにきれい系の上モノが入ってきて、さらに声ネタや鍵盤が乗っかる、みたいな曲ばかりなので、13曲聴いてるとさすがに飽きる。
まぁ上記したような要素って、大抵のハウスは含んでいるものとも云えるので、基本に忠実って事なのかもしれないけど、ファースト・アルバムなんだし、彼らなりの個性や冒険を聴きたかった。