今日会社帰りになんとなく思ったんだけど、もし噂通り Moritz のアルバムが出たら、ベーチャン絡みでは初めてのオリジナル・アルバムになるのかな?まぁ違うレーベルから出るのかもしれないけど。
ということで、いつも3テンポくらい遅い12インチ紹介。
最近はめっきりダブダブな Deadbeat なわけですが、そのゴツゴツとしたデジタル・ダンスホール路線と、以前 Cynosure からリリースしていたような、シャッフル感の強いミニマル・ファンクを掛け合わせたようなのが本作。
音の質感は前作に近いダブ・テックなんだけど、ダンス・ホールのような縦ノリよりは、明らかに重心の低いグルーヴが特徴で、今の路線と昔の路線をすり合わせた、と書けば簡単ですが、それを見事モノにしていて恐れ入る。
“THE HECKLER” という曲が、デトロイト系にも近い清涼感があるのも新鮮でした。