http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/AKG/
実は今までまともに聴いたことがなかったので聴いてみた、 ASIAN KUNG-FU GENERATION の4枚目のアルバムなんですが、なんかもう清々しいまでの歌謡ロックですね。
このバンドの主宰するフェスである NANO-MUGEN FES に、 SIlver Sun と Third Eye Blind を招聘しているのは知っていたので、若いのになかなかいい趣味してるねぇ、なんて思っていたので(と思ったら私と同世代なのね。失礼しました)、もっと海外の音楽からの影響の強いバンドを想像してたんだけど、このアルバムはむしろヴィジュアル系に近い印象のビート・ロック。
無闇矢鱈にエモーショナルなのは今のロックの流れなんだろうけど、なんで最近のバンドってこんなにも洋楽に対する照れがないんだろうね。 9mm Parabellum Bullet (過去記事)を聴いたときにも思ったんだけど、いくら演奏が激しくとも、総体の印象としてはものすごく日本的で。かといって和の要素を大事にしている風でもないし。
今ってフェス・ブームもあってか、広く海外の音楽が聴かれているんじゃないかと思うんだけど、それと反比例するように、洋楽的センスのアーティストが減ってる気がするのは私だけでしょうか。まぁ今更海外の音楽の方が優れているとかいうつもりはないけど、閉鎖的になったらつまらないだけですよ。
話が逸れたまま終わり。