http://www.background-records.de/
このアルバムって買ったの昨年末なんだけど、私の買った1枚以外、店でもwebでも一度も見たことがないんですが何故なんでしょう?そんなに人気無いんですかね。
タイトルが『メキシカーノ』ってくらいだからメキシコの人だと思うんですよね。だから最初チリアン・ミニマルに近いものを想像していたんだけど、私の聴く限りこのアルバムにはメキシコのメの字もないですね。ではどんな内容かと申しますと、多分このレーベル初であろうエレクトロニカです。
私は当然のようにメキシコのテクノ事情なんて知らないのですが、彼の地では一体どんな音楽が日々鳴らされているんでしょうか。というのは、イマイチこの人のルーツが分からんのですよね。基本はベーチャンの影響が強いヘヴィなグリッチ音を基調としたものが多いんだけど、かと思えば端正なミニマル・ハウスがあったり、4つ打ちのキックさえ加えれば初期のデトロイト・テクノになりそうな曲があったりと、なんだこれ?って感じ。でもアルバム1枚を通して不思議なサウダージが感じられて統一感が保たれているし、そこが物凄く魅力的。特に沈み行く夕日を思わせる最終曲”BANQUET”はハイライト。
このアルバムの登場により今後バックグラウンドがどのように進むのかますます楽しみです。
そしてそして次はデイヴ・ミラーのアルバムだぁーーーー!!!!!!!!!
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