そのPAN/TONEのリミックス盤にも参加しているロソウルの2枚目。野田努に言わせるとこれはマイクロ・ハウスというらしい。でもクリック・ハウス、ミニマル・ハウス、マイクロ・ハウスの差異ってしっかり答えられる人ってどの位いいるんでしょう。私は自分で使っていて良く分かりません。
ロソウルってイゾレーと並んでプレイ・ハウスを代表する存在だと思うんだけど、私は彼のリミックスは多数聴いた事あるものの、オリジナルを聴くのは初めて。で、そのリミックスもあんまり印象に残っているものがないのであんまり期待してなかったんだけど、まぁとにかくミニマルな作品ですね。使われている音自体は人懐っこい感じのものが多くて聴きやすいんだけど、とにかく展開らしい展開が殆どないんですよね。それも今となっては殊更珍しいものではないんだけど、音の配置が非常に考えられていてまったく飽きないし、シンプルなシンセのメロディも印象的で非常に効果的。クラブではもちろんの事、家でじっくり聴くのにも向いてるので、プラスティックマンは自分にはドープ過ぎる、てな感じの人にもお勧めです。
Getting Even Losoul Playhouse 2004-10-18 |