アメリカ出身の Gregg Gillis さんのソロ・プロジェクト Girl Talk が昨年夏に発表した4枚目のマッシュアップ・アルバム。
私はこの Girl Talk という人はよく知らないんだけど、 In Rainbows の『In Rainbows』(過去記事)と同様言い値でダウンロードできるというので聴いてみた盤です(因みに0ドルで落とした)。
この作品は収録時間50分強の中に250曲以上詰め込んでいるということで話題になったようで、まぁ実際そこまでやるのはすごいとは思うんだけど、それだけ詰め込むということは曲をかなり細切れにしているということでもあって、そうなってくるとかなり展開がせわしなく、流れも何もあったもんじゃないんだよね。だから知っているフレーズが飛び出して瞬間的に盛り上がる場面はいくつかあるものの、全体としては作りこみすぎたプログレ聴かされている様な感じで、のっぺりしていて正直よく分からん。
過ぎたるは及ばざるが如し、っていう言葉そのまんまの作品。