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Gary McCann こと Caspa のファースト・アルバム。
今までこの人の音源聴いた印象からすると、ベタなダブ・ステップが中心なのかなと思っていて、まぁ実際ベースがブリブリと唸るいかにもなダブ・ステップも多く収録されてはいるのだけれど、それ以外にもメロウなバラードや、ビートがドラムンベースっぽいものなど、ちょっと毛色の違う曲がいいアクセントになるとともに、何曲かで招かれたアクの強いMC達が非常にいい仕事をしていて(中でも Dynamite MC が最高)、単調になりがちなダブステップのアルバムの中でも、緩急を付けることに成功している。
まぁそれでも最近のテクノっぽいダブステップに慣れた耳からすると、ビートの感じが好きになれない部分があるにはあるんだけど、ダブステップがどういった音楽なのか分からない方には、分かりやすいアルバムなのではないかと。
- Everybody’s Talking, Nobody’s Listening
- Caspa
- Fabric 2009-05-04
- 曲名リスト
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- Intro – David Rodigan Speech
- Low Blow
- Takeover
- Marmite
- Riot Powder Intro
- Riot Powder
- Lon-Don City
- Terminator
- Rat-A-Tat-Tat
- Victoria’s Secret
- I Beat My Robot
- Disco Jaws
- Back to ’93
by G-Tools , 2009/09/01