新年早々どうにもこうにもやる気が出ずに、どうしたものかと思っているんだけど、はてさて。っていうか早く仕事探さなきゃいけないんですけどね。とりあえず来週から本格始動かなぁ・・・。
そんなだらけきった気分に追い討ちをかけるようにトラックバック・スパムの嵐です。自分のブログを見るたびに気が滅入るんだけど、どうしたもんでしょう・・・。
そんな風にたるんでいるせいかどうも集中力が途切れがち。なのでアルバム一枚聴きとおせません。だからしばらくシングルの紹介が続きます。いや、続かないかな?どうだろう。とりあえずこれは12インチです。
どうも最近の Herbert ってコンセプト先行な感じがしてあんまり好きじゃないんだけど、今回はなんと Richard Devine のHD内の音源を使って曲が作られているんですよね。どのような経緯でこの作品に至ったのかはちょっと分からないけれど、こちらの記事によると、最近彼はHPでサンプリング・ソースを一般公募しているようなので、そういった偶発性(とはちょっと違うかな?)に身を任せようという一連の流れの最初の成果がこの作品ということになるのかと。
でもこの作品はそんなコンセプトを抜きにしても、一昨年に出た『On Your Feet』以来の快作ではないでしょうか。Herbert というとどうしても流麗な音を想像しがちだけど、ここではがちゃがちゃとしていて無骨な印象を与えます。それがかなり新鮮で、何気にクリック系でこういう音作りって少ないんですよね。それにその音作りもとっ散らかった印象はなく上手く纏め上げられてます。そして一番大きいのは最近の彼にはなかった肉体性、これが前面に出ていてかなりファンキー。なんか私的にはこれだけでOKです。とくに最後の “RW6” は筋肉増強しまくった Villalobos みたいな印象もあり、最近彼のこと軽視しがちだったけど次作が楽しみになってきました。
これってRichard Devineの音源使ってたんですか?それはびっくりですね。
最近の路線には少々退屈だったのですが、この作品は超ファンキーで
久しぶりにハーバートに興奮を覚えました。
こりゃこの路線でアルバム出してくれないと!
>マチュさん
クレジットに
「Sounds taken from Richard Divine’s
hard drive」
って書いてあるんでそうだと思うんですけどね。
でもこのことに言及している文章って全然見ないんですよね。
間違いなのかなぁ・・。