なんだかんだでもう4枚目になる Portable のライヴ・アルバム。正直こんなにライブ盤ばかり出すのもどうかと思うんですが、結局全部買っているので何もいえません。
これは『Version』(過去記事)のツアーのものという事で、今までのものより彼のパーカッションが前面に出ていて、あまり踊るという感じのものではなく、不思議な浮遊感を湛えたものになっています。だからわりと流し聞きしちゃうタイプの盤ではあるんだけれど、淡々と鳴るエレクトロニクスと彼の有機的なパーカッションの絡みというのは未だ独特で、やはりこの魅力には逆らえないのです。