KORN の1年ぶり10枚目のアルバム。
今作に関しては KORN がダブステップやっているということで話題になりましたが、彼らは以前 Chopped Screwed のリミックス盤なんかも出していたので、それ自体はそれほど意外ではない。
しかもダブステップの中でも、最近ブロステップなどと呼ばれている、非常にメタル的な音を作る連中と共作しているので、音的にもギターの代替としてウォブルベースが鳴っているだけなので、音楽的にもそれほど新味はない。
ただその結果、身体性が強まり以前より音が若返ったのは事実で、原点回帰した前作『Remember Who You Are』(結局聴いてない・・・)の次の一手としては納得できる作品にはなっているものの、個人的には『Untitled』(過去記事)での成熟を評価していた人間なので、あのまま進んでほしかったかなぁ・・・。
あと今作が世間でどう評価されているのかは知らないけど、これがロックとダブステップの融合の一つの典型に今後なっていくんだとしたら、さすがに勘弁してほしい。
- Path of Totality
- Korn
- Roadrunner Records 2011-12-06
- 曲名リスト
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- Intro/Uber – time
- Oildale
- Pop a Pill
- Need To
- Coming Undone
- Let the Guilt Go
- Here to Stay
- Falling Away from Me
- Jam #1
- Throw me Away
- Jam #2
- Move On
- The Past
- Jam #3
- Freak on a Leash
- Jam #4
- Are You Ready to Live?
- Jam #5
- Shoots and Ladders
- Clown
- Got the Life
by G-Tools , 2011/12/30