『Mos Dub』(過去記事)や『Jaydiohead』で話題になったアメリカのプロデューサー Max Tannone さんの新作。
この人の作品はマッシュアップがほとんどなんだけど、今作はパンクのトラック(演奏)とラップを合わせたもの。なので方法論としてもアイデアとしても手垢にまみれたものであり、実際音の方も目新しさのあるものではないのだけれど、トラックとラップがまったく違和感なく融合された今作は(原曲知ってるとまた違うかもしれないけど)、そんなごちゃごちゃした理屈抜きに楽しい作品になっていて、とにかく盛り上がる。