ダメ押しで Regis 。最近になってちょこちょこ過去作を再発している Regis さんですが、今作は昨年末に出した未発表曲も含めたコンピレーション。
このハードカバーつきの3枚組みは超限定だったみたいで、ほとんど日本に入ってくる事なく売り切れちゃったみたいなんだけど(私も海外のサイトで買った)、今年になってから CD 1枚ずつのものが売られているので、音自体はそれで聴ける。
田中フミヤの『MIX-UP Vol.4』にも使われた “Speak To Me” ではじまる本作は、ほとんどの曲が90年代のものなので、さすがに時代を感じさせる、いかにもハード・ミニマルといった感じの曲が多いんだけど、こうやって改めて聴いてみると、思ったよりも bpm は早くないんですね。
それでも最近の曲に比べて早く感じられるのは、やはりベースよりもキックを中心とした直線的なビートによるリズムがほとんどのためで、ここにある「テクノ感」って、確かに今はあまりないかもなぁ、とは思う。
逆にいえばそれだけ古臭さも感じるんだけど、これはいっそ2000年代の音源も纏めてもらって、その変遷というのを聴いてみたいところ。
Regis Complete Works 1994-1996 – Regis(iTunes link)
Complete Works 1997-1998 – Regis(iTunes link)
Regis Complete Works 1999-2001 – Regis(iTunes link)