久方ぶりにネット・リリースのご紹介。この minlove というのは寡聞にして知らないんだけど、ネット・レーベルなんですかね。そのわりにはなかなか豪華なレーベルのコンピがカタログに並んでいるんだけど、その最新作は background 。少し前にカタ番50番の記念コンピが出たばっかなんだけど、収録アーティストは Dave Miller 以外はそのコンピと一緒です。
以前もちょっと書いた気がするんだけど、レーベル・オーナーの Andy Vaz は元々はシカゴでデトロイトなオールドスクーラーなわけなんですが、いかにもラップトップな音が増える中このレーベルはさりげなくそういう匂いを保持し続けていて、しかもその中からミニマリズムを掬い上げている点なども面白く、やっぱり私はこのレーベルが一番好きです。
収録曲で一番好きなのはやっぱり dB なんだけど、 意外に良かったのが Terrence Dixon 。いつもはいかにもデトロイトなミニマル・テクノを作る人なんだけど、ここではどっしりとしたミニマルを披露していて、昔の感じと今の感じが上手い具合に融合したナイス・トラックです。
background は最近動きがあまりないだけに、これを期にまた活発に動いてほしいものです。
Tracklist
『Various Background Rec.』
01. db – December 75
02. Andy Vaz feat. N. Gratin – we’re not gonna diss you right now
03. Antiguo Autómata Mexicano – Broken In Your Room Again
04. Dave Miller – Broken Fun, Now Fixed (Live In Tokyo)
05. Terrence Dixon – Ivory Coast
06. Frivolous – The Emoticon Don (In Two Movements)
いただきました~。ありがとうございます。
ネットリリースと言えど、めちゃくちゃ豪華キャスト
じゃないですか!
ざくっと聴いた感じ、私もTerrence Dixonが良かったです。
わりとミニマルの人ってネット・リリースにも熱心ですよね。
ここなんかもおすすめです。
http://www.foundsoundrecords.com/